靴を売る営業マン2人がアフリ
カに営業に出かけました。一人
は現地を見て、社長に連絡しま
した。社長だめです。ここでは
誰も靴を履いていません。売れ
ません。もう一人は社長チャン
スです。ここでは誰も靴を履い
ていません。誰も靴を売ってい
ません。売れますよ。
どちらの営業マンが正しい
でしょうか?
私は今後の医療、歯科医療のマーケット視線を海外に置くべきだと考えています。既に医療ツーリズムという言葉もあるように、今日本には多くの外国人が来日し、人間ドッグ、治療を受け、そして観光を同時に楽しんで帰って行かれるようです。それは日本の医療技術のレベルの高さ、サービスを知っており、自国で検査をしたいとは思っていないからです。
しかしそのために来日される方々はかなり裕福で一般の人は金銭的に無理だと言われています。
おそらく多くの先生方は保険診療と
保険外診療をされていると思います
が、主は保険でたまに保険外という
状況だと思います。しかし海外はほ
とんど自由診療で、おのおのの歯科
病院、歯科医院が独自に決める事が
できます。従いまして今、充填がい
くら、抜歯がいくらとは説明できな
いのです。
海外で働く事に前向きである事、行きたい国の食事で満足出来る事、その国の言葉を学ぼうとする気持ちがあることです。治療費の高いクリニックにおいでになる患者さんはほとんどが西欧、アメリカ、華僑等、英語を話すことが出来ます。従いまして必須ではありませんが、英語と現地の言葉が話せれば選択肢はかなり広がります。